テンプレートからの制作と(ゼロからの)オリジナル制作、実際のところどっちが採用されやすいか?
自社のサイトのメインビジュアルで動画を採用したいというクライアントがいたとします。
メインビジュアルだからカッコよくてオリジナリティのある動画にしたい、というご要望です。
テンプレートならだいたいのストーリーは決まっているので費用的には安く済みますが、ゼロからの制作となるとプロットづくり(ストーリーづくり)から始めなければならないし、実際の制作もゼロからとなると相当の工数を見なければなりません。
一般に約5~10倍程度の工数の違いが発生してきます。
さて、こうして制作したオリジナル動画に、テンプレートから制作した動画を並べて、そのクライアントに選んでいただきます。
すると…
なんと、6割のユーザーがテンプレートからの制作物のほうを選んでいるのです。
なぜでしょうか?
それはテンプレートのもともとのクオリティにあります。
たとえば、カイザビズの動画テンプレートは世界の第一線で活躍する動画クリエイターの創作物です。
そのようにもともとのテンプレートの完成度が相当高い場合、オリジナルで制作するとそのテンプレートのクオリティに届かないこともあるのです。
そしてこれはおそらくどのクリエイティブ業界でも同じです。
グラフィック業界、Web制作業界、動画業界…。
先人のアイデアを活用してカスタマイズしてオリジナルの成果物に仕上げていく方が、完全にゼロからオリジナルを創作していくよりも、実際に求めていた成果物に近いクオリティのものが出来上がりやすいのです。